ジャニオタが宝塚にハマった話(後編)
ジャニオタが宝塚にハマった話、
後編は観劇編です!
贔屓のタカラジェンヌ、暁千星(ありちゃん)に出会った話はこちら
rsugarbaby.hatenablog.com
公演プログラムを手に入れたら、河合郁人(松潤、亀梨のモノマネの人)が宝塚メイクをしたらこんなかんじだろうなという子がいた!
大楠てらさん覚えた!
今回、観劇したのは月組さんの「WELCOME TO TAKARAZUKA-雪と月と花と-/ピガール狂騒曲~シェイクスピア原作(十二夜)より~」
クリエを挟んで向かい側の東京宝塚劇場は、想像してたより広かった。
ゴージャスなシャンデリアに迎えられ、左手にショップがあることを確認。
ジャニーズでいったら、ジャニショとアイランドストアが会場に常設されている状況すごい!
前半は着物×クラッシック音楽のショー!
そうだよね楽しい2020年が待っていたはずだもんねと思いながら頭の中でジャニーズ達が「トニトニージャニー」と歌い始めるのを何とか抑え…
幕が開いた瞬間、瞳孔がん開き
浦島太郎だったかな?と思うくらい目の前に極楽御殿の景色が広がる…
あまりの迫力に呆気にとられ、正直ありちゃんどころではなくなった。
月組トップスターの珠城りょうさんの眼差しがあまりにも優しいものだから、このままずっと極楽御殿にいたいと思ったよねー!
やっと心が落ち着き演者一人一人を見れるようになった時に
更なる試練
全員しゃべ化粧で全く見分けがつかない上に、衣装が着物のため身体で判別することも不可能…
えーんありちゃんがどこにいるか分かんない…
だけど、ここで簡単にくじけない!何故なら私はジャニオタである。
長年のオタク経験からトップスターの立ち位置を確認、ありちゃんはこの範囲内にいるだろうと察しはついた(冷静)
最終兵器である双眼鏡をかまえ…
いたー!!!!!!
これが絶対にありちゃんだと確信したきっかけは口角の動きだったので、予習の時に動画でありちゃんを履修していたことが役に立った。
生で見たありちゃんは、上品に儚く聡明に舞う。
お化粧もあってそこはかとなく美形なお内裏様。
やっぱり顔がすき!
男役の皆さんの鬘は、ポニーテールみたいに腰まである長さの髪の毛を結ってあるんだけどターンするときに、なびく髪がいとをかし。
男役2番手の月城かなとさん疫病退散を祈った舞のシーンで、月城さんもすこぶる顔がいいことを把握。源氏物語が始まるかと思った。
この日は2階からの観劇だったため舞台がよく見えたと同時に更なる衝撃
宝塚ってものすごくバミリ(立ち位置やセットの位置を示す目印のテープ)の数が少ない!?
なんでこんな大人数なのに一糸乱れぬ配置で踊れるの…
冷静に気をとりなおし月のシーン、真っ黒なお着物なんだけど散りばめられたラインストーンが三日月型になっていて可愛い。
ありちゃんが、珠城さんを忠実な柴犬みたいな眼差しで見つめているシーンがすごく好きだった。
さらに小道具大好き人間なので扇子持ってた時点で更に好きを確信した。
途中で帯に挟んであった2つめの扇子を音楽に合わせて、振り下げて扇子を広げる
ありちゃんが凛々しくて最高ー!
花のシーンで月城さんと風間さんが着物の早着替えを見せてくれるんだけどジャニーズのコンサートみたいで、成功した時ペンライト振りたくなりました。
なんやかんやで、またウェルカムしてくれて1幕は終了。
幕間は35分間。
2幕はがらりと雰囲気が変わって舞台はパリ。
さっきまでの和物の白塗りを落として洋物メイクを35分間で仕上げてるのすごい。
宝塚音楽学校ってもしかして分身の術が必須科目なのでは…?
訳あって男装している女の子を、男役トップスターの珠城さんが演じてるから一瞬頭が混乱した。
お兄ちゃん役も珠城さんが演じてるんだけど、役の演じ分けだけじゃなくて口紅の色まで変えてて更に混乱。
衣装も全身着替えているのに、舞台上にいない時間はほんの2,3分。
タカラジェンヌっていったい何者…
前列で観劇していた人のレポで香水まで使い分けてる説あって考えることをあきらめた!
今回のピガール狂騒曲、ありちゃんはムーランルージュのダンサーレオ役!!
レオナルドディカプリオがそこにいた(髪型)
さらにスーパーありちゃんタイム(フェッテ、ラインダンス)がきた時は思わずガッツポーズ
振付師ミシェルさんのオキニというのも納得。
顔もよくて踊りも完璧なレオだけど、ナルシストでお口が悪いのか踊り子の女の子からは扱いがぞんざいで愛しさが増した。
あと今まで男役にしか触れてこなかったけど娘役トップの美園さくらちゃんのスタイルが凄かった。
内臓がどこに詰まっているか不思議で仕方ないし、その華奢な体から出ているとは思えない力強い声で凛としたガブリエルを演じていた。
ピガール狂騒曲は、重くないし笑えるシーンがたっぷりなので宝塚初心者には大変ありがたかったし登場人物ひとりひとりが気になってしまう作品だったので最高!
長くなるので、ここには書ききれなかった話は番外編を書きます(宣言)
ピガール狂騒曲が終わってさあお待ちかねの羽根が見れるパレードだー!と思ったら、
スーパーありちゃんタイム、
なんとボーナスステージ突入。
劇中のレオの時は、ヌーディな口紅からボーナスタイムでは衣装に合わせた真っ赤な艶の口紅で「赤い風車」を歌い上げるもんだから心臓止まるかと思った。
やっぱり私はありちゃんのお顔が好き(n回目)
そんなこと考えてたら珠城さん出てきて白目ひんむくかと思った。
劇中で見ていた珠城さんは、訳ありで男装している女の子ジャンヌちゃんとお兄ちゃんのヴィクトール(男くさくない中性的なイケメンだと思ってる)だったから
男役トップスターである珠城りょうを真近で見て度肝を抜かれましたわ…
身に着けているアクセサリーのチョーカーもイヤーカフもいい仕事をしていて、真ん中に立つ珠城さんを娘役さんが取り囲んで踊ってるんだけどもう珠城さんしか見えない…
珠城さんが好きだー!
そうかと思えばありちゃんも燕尾着て男役の皆と群舞するし、なんなら珠城さんもいるし目が途中から足りなかった。
燕尾着てるありちゃん、やはり脚が抜群に長い!
燕尾の振付もザ男役みたいなフリが多くて全アングルからの映像を売って欲しい…
楽しい時間はあっという間に過ぎて、ついに羽根のターン!!
羽根背負って大階段折りてきた珠城さん、またさっきとは別人みたい…
さっきまでのダークな衣装に身を包んでいた珠城さんはちょっとギラつきのある男!って感じだったのに、今は女神みたいな穏やかな瞳でにこやかにほほ笑んでるもんだから涙出そうになった。
最後みんなで、シャンシャンと呼ばれる小道具手に持ってるんだけど今回は名前の通りシャンシャン音がなるタイプ。
珠城さんの歌に合わせてシャンシャンするんだけどシャンシャンしてるありちゃんは、
まさにありちゃんという感じでめちゃめちゃ可愛かったです!(大満足)
そんなこんなで、1月2日も追いピガールしてきます!(実は明日で4回目)
1月3日で終演してしまうのでせっかく興味を持ってくれたジャニオタにオススメしにくいなと思ったけど、1月2日にBSNHKプレミアムで午前10時~12時までWELCOME TO TAKARAZUKAが放送されます!
少年倶楽部のためにBS契約しているジャニオタが多いのできっと大丈夫…
1月3日には生配信もあるよ!
(U-NEXT/Rakuten TV)